【双子の授乳】同時授乳は必要?産後1週間で私が感じたこと

同時授乳は必要?初めての双子の授乳

ましの
ましの

こんにちは!双子ママの ましの です。

今回は出産レポートの続きです。

産後1週間に授乳について感じたことを綴っていきます。

  • 授乳での大変だったこと後悔したこと
  • 入院中にモヤっとしたこと

こんなことについてお話したいと思います。

ましの
ましの

これから双子ちゃんを出産する方に、なにか参考になることがあれば嬉しいです!

帝王切開での出産についてはこちらでお話しています。

少しずつ動けるように

階段を上る

出産翌日は、帝王切開後の傷の痛みや後陣痛に苦しみましたが。

産後2日目には点滴も外れて身軽になり、少しずつ動けるようになっていきます。

もちろん、まだまだ傷の痛みは痛いので痛み止めは飲みますが。

痛み止め効いてれば案外動けるし、動いてる日中のほうが痛みに意識がいかないので、夜よりも痛くなかったです。

それに、どんなに傷が痛み体が疲れてても、生まれた赤子は待ってはくれません。

産後2日目から、いよいよ双子との母子同室となります。

初めての授乳…大変だったこと

赤ちゃんに授乳する女性

大変なこと① 乳首が痛い

新生児は本当に小さくて、腕とかすぐ折れそうだし、首も取れそうだし。

抱っこするのも最初はとっても怖かったです。

助産師さんから授乳の仕方を教わって実践してみますが。

ましの
ましの

い、痛い!乳首痛い!

そう、吸われるとめっちゃ痛いんです…

噂には聞いていたけどホントに痛い!

赤ちゃんのくわえ方が浅いとさらに痛い~

そして母乳出てるのか全く分からない。

でも「吸わせれば母乳が作られるからどんどん吸わせてね」とのこと。

出産して胎盤が外にでることで、抑制されていたプロラクチンが分泌され始めます。 さらに、赤ちゃんが乳頭を吸う刺激によってプロラクチンのスイッチが入ります。プロラクチンのほかにも、作られた母乳を乳首の方へ送り出すホルモン(オキシトシン)も分泌されます。

母乳分泌のメカニズムってどうなっているの?~主役は2つの母乳ホルモン~ – 産婦人科オンラインジャーナル (obstetrics.jp)
ましの
ましの

この痛いのをどんどんやれと…つらい。

乳首は皮がむけたり切れたりして、吸われるたびに激痛…

売店に売ってる薬を買ってきてもらい、授乳のたびに塗っていました。

大変なこと② たくさん飲んでくれない

ましの
ましの

痛いけど頑張って飲ませよう!

と意気込んで授乳するんですが。

2500gほどで産まれた双子は、小さいためか体力がなく、授乳中にすぐに寝てしまいます

看護師さん
看護師さん

授乳中に寝ちゃったら足の裏コチョコチョして起こしてね!

あと、授乳から3時間経っても起きなかったら起こして飲ませてね

ましの
ましの

えーーーそうなん!?

お腹空いたら勝手に起きるものだと思ってた…

新生児の授乳は赤ちゃんから求められたらではなく、飲む回数や量も管理が必要なんですね。

頑張って飲ませてるつもりなんですが、体重測定で体重の減少を指摘されます

看護師さん
看護師さん

体重減ってるよ!もっと飲ませてね!

ましの
ましの

えー--!? 減るの!?

授乳がものすごいプレッシャーになっていきました…

大変なこと③ 最初は母乳が少ない

最初は母乳が少ないし、急には2人分の母乳は出ません。

なので、「少し飲ませたらミルクも足しましょう」と指導されました

看護師さん
看護師さん

でも初乳は栄養が多いしなるべく飲ませてね!

ましの
ましの

吸われると痛い…でも吸わせないと出ない…

ここでも授乳へのプレッシャーがかかります。

母乳の増やし方についてネットで調べてみると、以下のように書いてありました。

適切な吸てつ(乳輪乳頭まで深くくわえさせる)で、母乳ホルモンの分泌は維持できます。直接授乳ができない場合は、乳頭マッサージや搾乳も効果的です。出産後できるだけ早い時期からの授乳や搾乳によって母乳の量を増やしていきましょう。

母乳分泌のメカニズムってどうなっているの?~主役は2つの母乳ホルモン~ – 産婦人科オンラインジャーナル (obstetrics.jp)
ましの
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ほう、乳頭マッサージ…ちょっとやってみよう。

双子が寝ている隙に、乳頭をもんだり引っ張ったりしてみます。

少しやってみてから、横になってひと眠り。

赤ちゃんの泣き声でハッと目が覚めると…なんか胸の辺りが冷たい?

見ると病衣が母乳でビショビショ

ましの
ましの

えー--!マッサージの効果すごい!

急に出るようになりビックリしました。

またこの後から、赤ちゃんに吸われると乳房の辺りがツーンとする感覚が現れました

これで「母乳が出てる」というのが分かるように。

赤ちゃんが飲めているのが分かって一安心しました。

大変なこと④ 搾乳する

少しずつ出始めた母乳ですが、たくさん出ればそれだけ作られるとのこと。

でも新生児は小さくて体力もないし、まだたくさん飲めません。

ましの
ましの

なので搾乳をして、たくさん母乳を出すように言われます。

病院の電動の搾乳機を借りて、授乳が終わるたびに搾乳をすることになりました

つまり、赤ちゃんが泣くたびに、

授乳 ミルク飲ませる オムツ変える 搾乳する

を行います。少し休んだらもう一人も泣くので、また同じことを行います。

ましの
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気づいたら1日中授乳と搾乳しとる…

電動なので搾乳は楽でしたが、回数が多いと地味に大変です。

搾乳した母乳は、次の授乳の時にミルクの代わりに飲ませていました

頻回な搾乳のおかげで少しずつ母乳が増えていきます

退院する頃には「たくさん出てるねー!」と看護師さんから褒められるように。

授乳は乳首が痛過ぎるので、退院後もしばらくは搾乳していました。

ましの
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ケチって手動の搾乳機にしましたが、手が疲れて大変でした。笑

大変なこと⑤ どっちに飲ませたか忘れる

双子で大変なのは、「さっきどっちに飲ませたっけ?」という問題。

授乳とオムツ交換の度に、紙に記録するように言われました。

ましの
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それくらい覚えとれるやろー!

と思ってましたが、産後の働いていない頭ではビックリするほど覚えられませんでした

夜中は寝ぼけてるし、寝不足だから尚更ですね。

ましの
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退院後もしばらくは授乳の回数や飲んだ量をメモってました。

双子の授乳で後悔したこと

泣いている赤ちゃん

「双子の生活リズムを合わせる」とはどういうこと?

この産後1週間の入院生活で、私が後悔したこと

それは、「双子の授乳のタイミングを合わせれば良かった」ということです。

双子の育児本にはよく、

「ママの休む時間を作るために、双子ちゃんの生活リズムを合わせましょう」

と書いてあります。

私はそれを、「生活リズムが安定してきてからの話」だと思っていました。

ましの
ましの

だって新生児は昼も夜も関係ないし、合わせるなんて無理だよね。

むしろ、「2人同時には大変だし、1人ずつのほうが慌てなくていいなー」なんて思っていました。

なので、双子のどちらかが起きたら授乳とオムツ交換をするようにしていました。

ましの
ましの

でも、これが大きな間違いなんです。

うちの双子は2人とも、授乳から約3時間後に起きる子たちでした。

2人のタイミングがちょうどずれると、私は1.5時間ごとに呼ばれることになります。

授乳して、オムツ変えて、搾乳して…とやってると、あっという間に30分ほど経過

やっと寝れる…と思ったら1時間もしないうちに、もう1人が泣き出して、また授乳から。

ましの
ましの

あれ?これ、私全然寝れなくない?

という負のループに陥ってました。これでは体がもつわけがありません

同時授乳の重要性

ここで大事だったのは、

「双子の生活リズムを合わせる」「1人が起きたらもう1人も起こして同時授乳する」

ということだったんです!

同時授乳して2人とも3時間寝てくれれば、ママも2時間半ほど休む時間を確保できますからね。

当たり前のことなんですが、この時は一生懸命すぎて全然気付きませんでした…

ましの
ましの

同時授乳やってたら、どっちに授乳したかメモる必要もなかったし。

うちの看護師さんは同時授乳とか全然教えてくれませんでした。

ネットで情報を探すと、「つねってでも起こして同時授乳して」と指導されている方もいたりします。

病院によって指導方法も違うので、事前に自分で情報収集をたくさんしておくと良いですね。

ちなみに、同時じゃない授乳をしていた私は、翌朝もちろん寝不足でヘロヘロでした。

このときから同時授乳に慣れておけば、退院してからの育児がもう少し楽だったのに…と後悔しています。

入院中にモヤっとしたこと

考える女性

前述したとおり、同時授乳についての指導がなかったんですが。

それ以外にも、もっと教えてほしかった…と思うことがあったので、それも書いておこうと思います。

これは病院によって、というかそこで働く職員さんによって全く違うと思います。

あくまで私が出産した病院での事例ですので、ご参考までに。

乳房がカチカチに!耐えきれないほどの痛み…

出産から5日後の夜の話です。

夕飯でお祝い御膳が出され、牛肉やお赤飯などいつもより豪華なメニューだったんです。

ましの
ましの

病院食に食べ飽きていた私は喜んで美味しく頂きました。

ところが、その日の夜中。ふと痛みで目が覚めます

すると乳房が熱を帯びてカチカチに硬くなっており、触ると激痛が!

ましの
ましの

これは…詰まってる⁉

おそらく、お赤飯のもち米のせいかなと…

産後すぐにだんごやおもちをプラスして食べるのは控えた方がよいでしょう。

産後すぐにだんごおもちを食べると乳房がガチガチに硬くなりやすいです。

昔は産後にだんごやおもちが母乳に良いと言ってたけど、今は違うの?|えつき助産院 (etsuki-mw.com)

どう対応すればいいのか分からないのでナースコール

いつも来てくれるのとは別の看護師さんがやってきました。

カチカチになって痛みがあることを訴えますが。

看護師さん
看護師さん

詰まるなら赤ちゃんに飲ませるしかないですね。

と冷たく言われて終了。看護師は部屋から出ていきました。

えー⁉それだけ⁉ 双子は寝てるんですけど…

ましの
ましの

起きるまで痛みに耐えろということ?無理!

自分でなんとかしようと、おっぱいマッサージをネットで調べて、見よう見まねでやってみます。

でも加減が分からないし、触ると痛いので自分ではどうにもうまくできません

痛みに耐えきれなくなり、勇気を出して再度ナースコール

来たのは先程と同じ看護師さん。

痛くてどうしようもないことを伝えると、しぶしぶ乳房のマッサージをしてくれました

3分ほどすると痛みが減り、乳房のカチカチもかなりとれています。

マッサージで詰まりが取れたのでしょう。

終わるとお礼を伝えましたが、冷静になると、

ましの
ましの

1回目のナースコールの時に教えてくれればいいのに…

という気持ちになりました。

雑な対応をされて残念な気持ちに

入院してから初めて見た看護師さんだったので、担当の部屋ではなかったのかもしれません。

夜勤なので職員も少なく、マッサージをする暇もないくらいに忙しかったのかもしれません。

私も医療職なので、そういう気持ちは分からなくもないんですが。

やはり初めての出産・育児不安も大きいため、プロに聞きたいという気持ちがあります

そういう患者さんの気持ちに寄り添ってほしかったな、と残念な気持ちになりました。

対応も雑で無愛想な方だったので、この病院が悪い、というわけではないとは思いますが。

ましの
ましの

同じ医療職として、こういう対応はしたくないな、と感じました。

産院によっては、丁寧なおっぱいケアをしている所もありますよね。

私が産んだ病院は、ケアや指導が丁寧とは感じられませんでした

出産前はあまり重視していませんでしたが、今回のことで産後のケアも大事なことなんだと感じました

ちなみに、母乳が溜まるのは赤ちゃんにもお母さんにも良くないようです。

赤ちゃんはたくさん母乳がたまっていると飲みにくいのです。

くわえにくいし、やっとくわえても、母乳が噴き出てきます。

そうするとむせてしまい、落ち着いて飲めません。

本来、たまっている母乳を飲むのではないのです。

その時飲む母乳はその時に作るのです。

昔は産後にだんごやおもちが母乳に良いと言ってたけど、今は違うの?|えつき助産院 (etsuki-mw.com)

この体験で、マッサージのやり方をなんとなく掴めた私。

その後は詰まるごとに自分でなんとか解消できるようになりました。

何事も自分で体験するのが一番の学びですね。百聞は一見にしかず。

ましの
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いやな思いをしましたが、勇気を出してもう一度ナースコールをして良かったです。

【まとめ】授乳は悩みの連続。同時授乳は早めになれるのがオススメ!

寝ている双子の赤ちゃん

今回は、私の授乳での体験談や感じたことをお話させて頂きました。

双子でも単胎でも、初めての授乳はママにとって未知の世界

1人でも大変なことを2人にするのだから、双子ママって本当に大変です。

双子を産んだからって母乳がたくさん出るわけではないし。

ミルクの消費量はかなりのハイスピードだし。

しょっちゅう哺乳瓶洗わなきゃいけないし。

ましの
ましの

やることや悩みがたくさん出てくると、抱えきれなくなってしまいます。

同時授乳を習得して、少しでも休む時間を確保しましょう。

ましの
ましの

頑張りすぎないことが、双子育児を乗り切るコツです!

授乳に悩んでいる双子ママに、私の経験談が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

今回のお話は以上になります。ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

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