子どもが盲腸に!発症から手術までの経過について【経験談】

聴診器

ましの
ましの

こんにちは!双子ママの ましの です。

今回は、私の娘が盲腸で手術・入院したときのことをお話ししたいと思います。

盲腸になった人が私の周囲にいなかったので、本当に予想外の出来事でした。

子どもが「いつもの風邪となんか違うかも?」という時の参考にして頂けると嬉しいです。

盲腸ってどんな病気?

腹痛がある女性

盲腸、正しくは「急性虫垂炎」ですね。

虫垂炎とは、大腸の一部である盲腸の虫垂ちゅうすいという部位に炎症が生じている状態です。一般的に“盲腸”と呼ばれています。小児から高齢者まで幅広い年齢層において発症することのある頻度の高い病気の1つです。

虫垂炎では右下腹痛や吐き気、食欲不振などの症状が現れます。ただし、必ずしも典型的な症状がみられるわけではありません。そのため、非常にありふれた病気ではあるものの正確な診断が難しいこともあります。

虫垂炎について | メディカルノート (medicalnote.jp)

子どもが盲腸と診断されるまで

発熱している子供

では、うちの娘の症状や経過などをお話していきますね。

ただの風邪かと思ってた

いつも通り仕事をしていると、お昼前に保育園から職場に電話が。

双子の妹である次女が発熱したとの連絡でした。

仕事を早退してお迎えに行き、双子をつれて帰ります。

熱は38℃ほどで元気や食欲はないものの、自分で歩くことはできていました。

その時点では腹痛の訴えもなかったです。

「食べたくない」とのことで昼食は食べず、少し水分だけ取らせて寝室でお昼寝させました。

咳などの風邪症状がないので、「いつもの風邪となんか違うなー」とは思いました。

ましの
ましの

でもこの時は、そんな深刻に考えてはいなかったです。

右腹部に1度だけ強い痛み

実はこの頃、私は妊娠4ヶ月で、まだつわりのある時期だったんです。

なので次女が寝たのを確認してから、私も隣のリビングで横になりウトウトしていました。

しばらくして「次女ちゃん泣いてるよ!」と長女に起こされます。

慌てて寝室に行くと、次女が「痛い!痛い!」と大泣きしていました。

見ると右腹部を押さえています

しばらくすると「もう治った」と言って泣き止みました。

痛みを訴えたのは、この1度だけ

ましの
ましの

その後は痛みの訴えはなかったのですが、腹痛で大泣きするなんて初めてだったので、少し不安になりました。

小児科を受診

夕方16時頃、双子をつれて予約していた小児科を受診

この時も痛みの訴えはありませんでした。

念のため、右腹部に強い痛みが一度だけあったことを伝えます

先生が右腹部を押したりジャンプさせたりしますが、次女はやはり痛くないとのこと

その反応をみて、先生も「うーん…」と悩んでいましたが、「一応救急いこうか」と。

ましの
ましの

虫垂炎疑いで、総合病院の救急を紹介されました。

救急を受診

17時頃、紹介状を持って救急へ。

次女は相変わらず痛みはない様子でした。

ただ熱は高いままで水分もほとんど飲めないので、ぐったりしてきていました。

診察しても痛がる様子がないので、救急の先生も「盲腸ではなさそうですけどね…」という雰囲気。

私も「そうですよね、盲腸ってもっと痛がりますよね〜」と思ってました。

先生も悩みつつ、「一応エコーとりますか」と。

腹部エコーでようやく診断

先生の様子を見て、「心配しすぎたな〜きっと盲腸じゃないんだろうな」と思ってた私。

ところがエコーで状況が一変します。

「あー…腫れてますね。普通の倍くらいありますね。」

ましの
ましの

えーーーー!なんだって⁉︎

念のためベテランっぽい先生も確認にきてくれました。

「あ、うん、間違いないね。虫垂炎だね。」

「お母さん、すぐ手術です」

ましの
ましの

すぐ⁉︎ 明日でなく⁉︎ 今からですか⁉︎

私はもうパニックです。

あれよあれよと入院が決まり、緊急手術となりました

盲腸で初めての手術・入院に

点滴している子供

診断後はすぐ入院に

パニック状態のまま、検査結果や手術についての説明を受けます。

次女よりも私の方がオロオロしていました。

入院の手続きなどをして、19時頃に手術室へ。

なるべく怖がらないように、次女には「お腹の悪いとこを治そうね」とだけ伝えました。

次女は初めての病室や手術室の雰囲気で不安だったと思います。

ましの
ましの

でも一度も泣かなかったので驚きました。

いよいよ手術

手術室は明るい音楽がかけてあり、アットホームな雰囲気でした。

先生方も次女に明るく対応してくれます。

そのためか次女もスムーズに指示に従ってくれたので、私も安心しました。

麻酔はバニラの匂いが。

「アイス食べる夢見るんだよ〜」と言ってるうちに、スーッと眠りにつく次女。

ましの
ましの

病室へ1人戻りながら、その寝顔を思い出して、涙が出ました。

手術は無事終了

仕事終わりで来てくれた夫と交代し、私は一旦帰宅。

入院準備を済ませて病院へ戻ると、手術が終わった次女は病室へ戻ってきていました。

その寝顔を見てホッと一安心。

ましの
ましの

長い1日がようやく終わり、やっと緊張から解放されたような気持ちになりました。

手遅れにならずに済んだ

点滴

手術室の準備待ちの間に、次女が初めて嘔吐したんです。

この時に、「早く分かって良かった」と思いました。

「もし救急に行かず家に帰っていたら、嘔吐しても様子見していただろうな…」

「そのまま朝になって悪化して、手遅れになってたかもしれないな…」

ましの
ましの

そう思うとゾッとしました。

次女は痛みの訴えがあまりなかったので、見過ごしてしまう可能性もあったと思うんです。

  • 次女がお腹を痛がった時、寝ている私を長女が起こしてくれなかったら
  • 小児科の先生が、救急を紹介してくれていなかったら
  • 救急の先生が、念のためとエコーをとってくれていなかったら

どこかで対応を間違えていたら、手遅れになっていた可能性もあります。

ましの
ましの

早期発見できて本当によかったです。

【まとめ】子どもが体調不良の時は症状をしっかり把握しよう

風邪を引いた子供を看病する母親

今回は、私の娘が盲腸で手術・入院したときのことをお話しさせて頂きました。

  • 症状が熱や食欲不振だけだったので、いつもの風邪との見分け方が難しかった
  • 腹痛を訴えたのは1度だけだったが、そのことを小児科でしっかり伝えておいて良かった

今回の経験から、「子どもが予想外の病気になる可能性」普段から考えておくべきだと感じました。

「発熱=風邪」ではないので、症状をしっかり把握しておくことが大事ですね。

私のこの経験談が、誰かのお役に立てると幸いです。

ましの
ましの

健康って大事だなぁ。

今回のお話は以上になります。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

にほんブログ村 子育てブログへ 育児ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA